趣味と仕事で3Dプリンターを使用している私が、
新しく3Dプリンターを購入したので、便利な機能や使用した正直な感想含めて紹介していきます。
結論、印刷精度と速度ともに満足で「これ作りたい!」を実現できる、実用的な3Dプリンターでした
他製品と比較したときの選び方についてはこちらを参考にしてみてください
Creality K1の外観と付属品
長方形のクリアケースでスタイリッシュな見た目。
またタッチディスプレイ搭載で直感的にサクッと操作可能。
ゴム足も付属していて、小刻みな動きの振動も軽減してくれます。
Creality K1のスペック【Ender/Kシリーズ全比較】
購入時に比較したCreality EnderシリーズとKシリーズをまとめて紹介します。
機種名 |
Ender3 |
Ender-3 S1 |
Ender-3 S1 Pro |
Ender-3 S1 Plus |
Ender-3 V2 |
Ender-3 V2 Neo |
Ender-3 Max Neo |
Ender-3 V3 SE |
Ender-3 V3 KE |
Ender-3 V3 |
Ender-3 V3 Plus |
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本体サイズ | 440x440x465mm | 487x453x622mm | 490x455x625mm | 557x535x529mm | 475x470x620mm | 438x424x472mm | 516x582x590mm | 349x364x490mm | 433x366x490mm | 358x374x498mm | 410x445x577mm |
造形サイズ | 220x220x250mm | 220x220x270mm | 220x220x270mm | 300x300x300mm | 220x220x250mm | 220x220x250mm | 300x300x320mm | 220x220x250mm | 220x220x240mm | 220x220x250mm | 300x300x300mm |
印刷精度 | ±0.1mm | ±0.1mm | ±0.1mm | ±0.1mm | ±0.1mm | ±0.1mm | ±0.1mm | ±0.1mm | ±0.1mm | ±0.2mm | ±0.2mm |
層の高さ | 0.1-0.35mm | 0.05-0.4mm | 0.05-0.4mm | 0.05-0.4mm | 0.1-0.4mm | 0.05-0.35mm | 0.1-0.4mm | 0.1-0.35mm | 0.1-0.35mm | 0.1-0.35mm | 0.1-0.35mm |
最大印刷速度 | 100mm/s | 150mm/s | 150mm/s | 150mm/s | 100mm/s | 120mm/s | 120mm/s | 250mm/s | 500mm/s | 600mm/s | 600mm/s |
印刷材料 | PLA PETG ABS TPU – |
PLA PETG ABS TPU – |
PLA PETG ABS TPU – |
PLA PETG ABS TPU – |
PLA PETG ABS TPU – |
PLA PETG ABS – – |
PLA PETG ABS – – |
PLA PETG – TPU – |
PLA PETG ABS TPU PLA-CF |
PLA PETG ABS TPU PLA-CF |
PLA PETG ABS TPU PLA-CF |
ベッド最高温度 | 110℃ | 100℃ | 110℃ | 100℃ | 100℃ | 100℃ | 100℃ | 100℃ | 100℃ | 110℃ | 100℃ |
ノズル最高温度 | 260℃ | 260℃ | 300℃ | 260℃ | 260℃ | 260℃ | 260℃ | 260℃ | 300℃ | 300℃ | 300℃ |
オートレベリング | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
販売価格 | ¥39,800 | ¥48,800 | ¥53,800 | ¥58,800 | ¥29,800 | ¥34,800 | ¥69,800 | ¥39,800 | ¥49,800 | ¥59,800 | ¥69,800 |
機種名 |
K1 |
K1 Max |
K1C |
K2 Plus |
---|---|---|---|---|
本体サイズ | 355x355x480mm | 435x462x526mm | 355x355x482mm | 495x515x640mm |
造形サイズ | 220x220x250mm | 300x300x300mm | 220x220x250mm | 350x350x350mm |
印刷精度 | ±0.1mm | ±0.1mm | ±0.1mm | ±0.1mm |
層の高さ | 0.1-0.35mm | 0.1-0.35mm | 0.1-0.35mm | 0.05-0.3mm |
最大印刷速度 | ≤600mm/s ≤20000mm/s² |
≤600mm/s ≤20000mm/s² |
≤600mm/s ≤20000mm/s² |
≤600mm/s ≤30000mm/s² |
印刷材料 | PLA ABS PETG PET TPU PA ASA PC PLA-CF PA-CF PET-CF – – |
PLA ABS PETG PET TPU PA ASA PC PLA-CF PA-CF PET-CF – – |
PLA ABS PETG PET TPU PA ASA PC PLA-CF PA-CF PET-CF – – |
PLA ABS PETG PET TPU PA ASA PC PLA-CF PA-CF PET-CF PPS PPA |
ベッド最高温度 | 100℃ | 120℃ | 100℃ | 120℃ |
ノズル最高温度 | 300℃ | 300℃ | 300℃ | 350℃ |
停電復帰 | ○ | ○ | ○ | ○ |
オートレベリング | ○ | ○ | ○ | ○ |
AIカメラ | × | ○ | × | ○ |
AI レーダー | × | ○ | × | × |
販売価格 | ¥75,999 | ¥138,000 | ¥84,999 | ¥205,000 |
K1のスペックはオールマイティです。
印刷可能サイズは220x220x250mmと大抵のものを作るには十分な大きさ。
一般的なPLAやABSなど300℃までの高温印刷が可能で、さらにカーボンフィラメントまで多種に対応です。
最大速度600mm/sと圧倒的で、オートレベリングにより毎回の印刷の精度が落ちないのも嬉しい。
Creality K1の便利機能
オートレベリング
印刷ノズルの設定位置がズレていると、どうしても精度を出すのが難しいです。
しかし、印刷時に毎回調整するのはかなり面倒です。
オートレベリング対応によって、自動で設定位置し最高精度で気持ちよく印刷可能。
カメラで遠隔確認
追加で専用カメラを付ければ、アプリから遠隔で作成状況を確認できます。
まだ失敗したことはありませんが、印刷失敗時の発見や停止もサクッとできます。
スパゲッティを量産しません
タイムラプス撮影
3Dプリンタ利用シーンで一度は見たことがあるタイムラプス。
追加でカメラを購入すれば、毎回の印刷で自動タイムラプス作成してくれます。
サクッとダウンロードしてシェアもでき、より楽しくなります
WiFi経由で遠隔印刷
本体をWifiに接続することでPC/スマホアプリから印刷可能。
アプリから印刷ステータスも確認できるのが便利です。
フィラメント切れ検知付で失敗しない
フィラメント切れ検知で一時停止する機能を搭載。
気が付いたら途中までしか印刷できていない、という失敗を防止することができます。
何回もこの機能に救われ、材料を無駄にせずに済みました
フレキシブルプレートで剥がしやすい
印刷完了し、スグに確認したいのになかなか取れない…
という事態を経験したことある方もいるかと思います。
K1はフレキシブルプレート採用で、プレートをふにゃっと曲げて印刷物を剥がすことができます。
メリットデメリットまとめ【正直感想】
Ender-3シリーズとKシリーズの比較を通してメリットデメリットを紹介していきます。
密閉型(K1シリーズ)
超高速印刷と安定性を重視したプレミアムモデル
💡 ポイント:完全制御された環境で安定した印刷が可能
👤 おすすめユーザー
- 高品質な印刷を重視する方
- 静かな環境で使用したい方
- 高温フィラメントを使用する方
開放型(Enderシリーズ)
コスパと拡張性を重視したスタンダードモデル
💡 ポイント:豊富なカスタマイズ性と手頃な価格が魅力
👤 おすすめユーザー
- 予算を抑えたい方
- カスタマイズを楽しみたい方
- メンテナンスに抵抗がない方
3DプリンターCreality K1を使用した感想まとめ
Ender-3を使用していた私がK1を使用し、正直な感想をメリットデメリット含めて紹介してきました。
Creality K1便利な機能
Creality K1は、印刷速度や精度など基本スペックが高いことに加え、
印刷開始から取り出しまでストレスなく、使いやすさも追及されてた実用的3Dプリンターでした。
初めての3Dプリンター、乗換えにもおすすめしたい1台です。
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